天皇杯準々決勝：浦和レッズvsFC東京

今年はなんだかなあ・・・という試合が多かったように思うのですが、最後までその通り、なんだかなあ・・・という試合でした。前半はレッズのロングボール多用にうまく対応できず差し込まれ、徐々に修正は見られたが、こちらも攻めきることができず。後半になって石川のゴールで先制するものの、直後に失点。後半40分頃に勝ち越し点を入れられ、タイムアップ。今シーズンはこの笛で終わりを迎えました。今日の試合の敗因はシンプルに言うと、バックアッパーの不在。取られた点はいずれも右サイドから永井がクロスを上げた結果生まれたもの。東京の左SBがいつもの金沢であれば、あれくらいのクロスは上げさせていないはずなんですが、今日は金沢が負傷のため、左SBとしては初出場の前田。そんな状況ではさすがに彼を責められない。来シーズンは左SBのバックアップも育てておかないと。(追記)よく考えたら、左SBが出来る控えって、藤山は茂庭の代わりにCBで出場だったので考慮しないとしても、中村も呉もいるはず。ところがみんな怪我。何が悪いんだろう？チームのフィジカル系のスタッフか？
さて、今日は東京に長く貢献してきた、ケリーのチーム最後の日でもありました（本当は元旦の決勝まで、のはずだったんですけど、敗戦によってシーズンが終了してしまったため）。チーム全員でのサポーターへの挨拶の後、ケリーをチャントで引き止めると、彼はスタンドを見上げて自分の胸を叩き、去って行きました。胸を叩いた瞬間、当たり前のようにちょっと泣けちゃいました。最後にそんな泣かせる真似はやめてよ。でもケリー、いままでありがとう。