2005-06-01から1ヶ月間の記事一覧

Bonobos / Electlyric (2005,Dreamusic, 試聴)

1年ちょっとぶりのセカンド。うん、いいよ、これは。ヴォーカルの広がりのある声も生で聴いてみたいと思わせるし、曲もなかなかのもんだ。特に"Thank you for the music"なんて、会心の一曲であるんだろう。でも通して聴くと、どうにも釈然としない。こんな…

Joss Stone / Mind, Body & Soul (2004, S Curve, 試聴)

Terri Walkerのアルバムで、パワフルでオーソドックスなソウルの良さを再確認したので、日本盤がCCCDだったこともあって、なんとなく聴かないままでいたジョス・ストーンの(実質上)ファーストアルバムをいまさらながら聴いてみた。それほど期待していなか…

Tokyo No.1 Soul Set / Outset (2005, Speedstar, 試聴)

ソウルセット6年ぶりのニューアルバム。どんなことになっているのかとおそるおそる聴いたところ、期待以上の出来だったので嬉しくなった。昨年リリースされたシングル『Change My Mind / Still』からもわかるように、近年の川辺ヒロシのDJプレイを反映したよ…

日本 vs ブラジル

加地はオフサイドじゃないだろ?とか、ロスタイムの大黒のヘディングは本当は枠を割ってたんじゃないの?とか疑問に思うこともあるけど、結果は予選リーグ敗退。勝たなきゃいけなかった試合を引き分けでは喜べない。悔しい。大黒の同点ゴールがもっと早けれ…

モロッコU-20 vs 日本U-20

これまでのワールドユースで一番いい試合。でも日本の枠内シュートはゼロ。ロスタイムに決定的なゴールを決められた時はいつもそうだけど、呆然とする方が先で、悔しいという感情すら湧いてこない。惜しむらくはカレンの2本目のシュートが相手に当たっていな…

The Dead 60s / S.T. (2005, Deltasonic, 試聴, PV)

なにか活きのいいロックが聴きたいと思い、普段あまり足を踏み入れないHMVのロックコーナーでいろいろと試聴してみたところ、いちばん気に入ったのがこれ。リヴァプールのチンピラ4人組、The dead 60sの1stアルバム。本当にチンピラかどうかは知らないけど、…

コンフェデレーションズカップ予選Bグループ第2節

夜中に2試合も続けて見れないよ、ということで、今日になってから2試合ともビデオ観戦。ちなみに情報の遮断には失敗したので、結果を知りながら観る、という悲しいことになっていたのだけど、それでも2試合とも見所の多い、面白い試合だった。 まずは日本vs…

曽我部恵一 / The Sound of Shimokitazawa (2005, Rose, 試聴)

自身のレーベルRose Recordsを立ち上げて以来、どんどん活動の自由度を増していく曽我部恵一のニューアルバムは、Save the 下北沢プロジェクトの一環としてリリースされる、下北沢限定販売という珍しい販売方法。実際、下北沢の街を散策していると、路上で、…

日本U-20 vs オーストラリアU-20

内容よりも決勝トーナメント進出が重要な試合だったので、ぐだぐだの内容けれどとりあえずはオッケー。ここまで2分け1敗とまだ勝利はあげてないものの、次からはノックアウトラウンドとなり、負けた時点で大会が終わってしまう。この年代では経験が何よりも…

Musical Baton

この企画おもしろいなー、と方々のブログや日記を覗いてまわっていたら、cinematic氏から僕のところにもまわってきてた!早速回答します。 Total volume of music files on my computer (コンピュータに入ってる音楽ファイルの容量) 43.15GB HDDの容量は余…

Jamiroquai / Dynamite (2005, Sony, 試聴)

ジャミロクアイ4年ぶりのニューアルバム!もう少し待てば輸入盤も出るどころか、海外の安いダウンロードサイトでも販売を開始する、とわかっていながらも我慢できず購入してしまった。まあ、偶然リリースされたばかりのファーストアルバムを手に取った93年か…

Four Tet / Everything Ecstatic (2005, Domino, 試聴)

先月リリースされたフォーテットのニューアルバム。まずタイトルがいい。"すべてのものは我を忘れて"。もちろんこの素晴らしいタイトルが効果を発揮するのは、そう銘打っても誇大表現にならないだけの豊穣さがこのアルバムには詰まっているからこそ。高揚感…

ジェフユナイテッド千葉 vs FC東京

ナビスコカップ予選最終節。来年からは蘇我スタジアム開催になるはずなので、たぶんこれが最後となる臨海競技場まで行こうと思っていたものの、どうにも体調が芳しくないことからテレビ観戦で我慢することに。前半は良かった。今野のゴールも戸田のゴールも…

Jaga Jazzist / What We Must (2005, Ninja Tune, 試聴)

リリースから聴くまでにちょっと間が空いた。Jaga Jazzistのニューアルバム。ちょっと聴き始めるとうっとりとしてしまい、時間が飛ぶ。ロックファンやジャズファンのみならず、ダンスミュージックファンや室内楽の愛好家にもリーチできそうな傑作。今年は良…

オランダU-20 vs 日本U-20

ワールドユース初戦。この試合を観た誰もが思ったんだろうけど、オランダの7番はありゃいったいなんだ?異常なスピード、しっかりとしたテクニック、当たり負けしないボディバランスと、すべてが一級品。アーセナル所属、とのことだけど、もしかしたらレジェ…

北朝鮮 vs 日本

ワールドカップ出場ってこんなにあっさり決まるもんだったっけ?12年前は実家の居間で言葉を失ったり、8年前はテレビを観ていた友人の家で、飛び上がって奇声を上げたり、輪になって回ったりしていたけど、今回はそんなこともなく、特に感慨もないまま決まっ…

Black Eyed Peas / Monkey Business (2005, A&M, 試聴)

この人たちは、いつの間にこんなに大物になったんですか?どこのCDショップに行っても大きく展開しているし、聞くところによるとオリコンでも3位だか4位だかにチャートインしたとか。まさか前作のジャスティン・ティンバーレイク効果じゃないだろうし、なん…

FC東京 vs ユヴェントス

イタリアのチャンピオンチームを招いての花試合。少し遅れて到着したせいで、戸田の先制ゴールを見れなかった。ちょうど入場してコンコースを歩き始めた頃に大歓声が上がり、「もうやられたか!」と中を覗くと、スクリーンに『FC東京1-0ユベントス』と表示さ…

Quantic Soul Orchestra / Pushin On (2005, Tru Thoughts, 試聴)

クアンティック・ソウル・オーケストラの2ndアルバム。このCDをデッキに入れてプレイボタンを押し、しばらく経った頃にはなんだか凄い傑作を聴いているような気がしはじめ、おそらくこのアルバムのハイライトであろう、10曲目の"Paintings And Journeys"に辿…

FC東京 vs 柏レイソル

なんだか書くことがない試合。こういうこともある。何度かフリーになりかけた選手から枠内シュートを撃たれていたけど、コースは切っていたので安心して観ていられた。本当に危ないシーンは何度もなかったんじゃないかな。そのかわり、お付き合いするように…

バーレーン vs 日本

今日の試合はまあまあ良かったんじゃないかな。少なくともジーコが監督になってからの試合では、1、2を争うぐらい安定していた。もちろん今日のマン・オブ・ザ・マッチは中田。中澤の安定感溢れるプレイや、ミツオくんのゴラッソなゴールも捨て難いけど、中…

無人島レコード

http://do.cun.jp/mujintoh/island/?id=rum マソウ師に倣って僕も登録してみた。遍歴を兼ねて、94年から03年までその年に聴いてたはずのものを1年1枚ずつ。こうして並べてみると、自分のベタさ加減がよくわかる。これ以外になにかなかったっけ?記憶がどうも…

ジョナサン・サフラン・フォア / エブリシング・イズ・イルミネイテッド

装丁が気になってたまたま手に取った一冊。アメリカの新鋭作家、ジョナサン・サフラン・フォアの処女作。前半部はなかなか話の構造が理解できず戸惑ったけど、後半になるに従ってどんどん引き込まれた。自分の出自を探すアメリカ人と、ガイド兼通訳のウクラ…

Common / Be (2005, Geffen, 試聴)

コモンのニューアルバムは前作の先鋭性はどこへやら、ジャケットの穏やかな表情がすべてを物語るような、ふくよかで、広がりのある、ソウルミュージックとヒップホップを跨いだ良盤と相成りました。さすがはカニエ・ウエスト、と言うべきか。"Go"から"Faithf…