Calm Presents K.f. / Key Free

rum2004-11-27

待ちに待ったCalmのNEW。この冬の愛聴盤に決定。いままでの繊細な音の配置はそのままに、今回は王道の4つ打ちハウスです。今年の頭頃彼のDJを聴いたときには、デトロイトテクノや、ニューヨークのハウスなんかを中心に、黒い雰囲気の曲ばかりをプレイしていたので、こういったアルバムになることはある程度予想はできていました。あまりにも鮮烈な先行シングルの「Shining of life」もありましたしね。このままでも充分いいアルバムなんですが、残念なことがひとつ。低音の作りがちょっと甘いような気が。これで、低音も丁寧な作りがされていたとしたら、Lil' Louisの「Journey With the Lonely」のような、ハウスミュージックの過去最高傑作とも言える1枚になっていたかもしれません。期待し過ぎ?いやあ、Calmにはそのくらい期待してもいいでしょう。