ゼロックススーパーカップ:横浜マリノスvs東京ヴェルディ

敵状視察と、2ヶ月間サッカーを生で観戦していなかったことへのリハビリを兼ねて、今日は(渋谷から電車で40分、)横浜国際競技場までこの試合を観に行ってきました。どちらのチームも、まだ新シーズン仕様の状態が完成していないようで、前半はぐだぐだ、というよりは相手のプレスをかいくぐれないぐらい連携がいまいち、といった出来。後半の立ち上がりまでそれは続き、ヴェルディの先制ゴールで試合が動いてからは、攻め合いの試合を見せてくれて、なかなか面白かった。
チームごとの雑感としては、マリノスは怪我人が多すぎで満足なメンバーを組めない状況ながら、守備面での約束事がしっかりとできていて、これを崩して点を取るのは難しいだろうな、といった印象。去年は2試合とも負けてしまっているけど、今年は大丈夫だろうか。攻撃陣が怪我から復帰してくるのが怖い。一方ヴェルディは、連携がきちんと出来上がってはいないものの、時折見せる、ワンタッチのパスを繋いで、いつのまにかゴール前までボールを運んでみせるあのテクニックはやはり脅威。何よりも新加入のワシントンが恐ろしい。決して足が速いとはいえないものの、中沢に削られても倒れることなく、するするとドリブルする姿は圧巻そのもの。今日決めた2ゴールもディフェンダーを引きずりながら決めたものだし。奴をどう止めるかが今年の課題になりそうだ。