川崎フロンターレ vs 東京ヴェルディ

今日は春の陽気に誘われて、等々力競技場まで新旧川崎対決を見物に。初めて行ったけど、新丸子、良い街でした。ああいうところに住みたい。延々と続く住宅街を抜けた先に、満開の桜に囲まれたスタジアムに迎えられたので、だいぶ好印象です。途中のごく普通の民家にも、フロンターレのフラッグが掲げられていたのも、眺めていて気分が良かった。おらが街のチームなのね。いいなあ、歩いていける場所にチームがあるってのはいい。


さて、肝心の試合ですけど、タイトで面白い試合でした。おそらくポゼッションははるかにヴェルディの方が高かっただろうけど、フロンターレのディフェンスが決定的な仕事をほとんどと言っても良いぐらいさせていなかった。ヴェルディの敗因は相馬の不在と、テクニックの高い選手によく見られる、ボールをこねくり回してしまう悪癖のせいかな。それらを原因にか、ボールをこねている選手に素早いプレス、ボール奪取、カウンター、というフロンターレの戦術が綺麗に決まっていた。決まったゴールはアウグストの1点だけでしたが、もう1、2点入ってもおかしくはなかったんじゃないでしょうか。正直、もっとイケイケドンドンみたいなサッカーを期待して、川崎まで行ったので意外ではあったけど、ああいう立派な試合を見せられては文句も出ません。


試合終了の笛が鳴った瞬間、僕の席の周りにいた人たちは、一斉に立ち上がって拍手喝采。そういえば、昇格後初勝利なんですね。おめでとうございます。7月に行くときにはプレシーズンマッチの借りをお返ししますので、上位に食い下がって待っていてください。




追記:試合終了後、バックスタンドの川崎サポーターの前で表彰が行われていたんですが、そのときの写真が最高にイカす。是非見てください。格好良すぎるから。どっちもJ's goalへのリンク。