ナビスコ予選Aグループ第2節 : vs 横浜Fマリノス

昨日は雨上がりの三ツ沢にてマリノス戦を観戦。前回の日産スタジアムの帰りは怒り心頭だったけど、今回は呆れてしまって怒る気にもなれなかった。3バックで試合に臨むことには別段問題がないとしても、まさかディフェンダーの外側、ウイングバックの後ろを誰がケアするのか、という基本的な約束事すらできていないだなんて。当然そんな状態でシステムが機能するわけもなく、マリノスに好き放題攻めらていた。つい4日ほど前に観た、あの鮮烈だった東京はどこへやら。予選グループはまだ2試合だというのに、早くも勝ち抜けが厳しくなってしまった。こうなったら残りの試合はすべてテストに使っても構わないから、なんとかチーム戦術に安定を与えることを優先しては貰えないだろうか。
昨日の試合で無理矢理にでも良かったことを思い返すなら、増嶋の守備が徐々に安定感を増していくように思えたこと(今年はどうも増嶋の話ばかりだな)。素質を持った選手が少しずつ花開いていく様を見ていられるということには、なんとも言い難い喜びがある。前が空いたときなんかにはもう少し積極的に攻め上がっても良さそうに思えたけど、一度に多くは望むまい。着実に成長を遂げていってほしい。