J1第17節 : vs 浦和レッズ @埼玉スタジアム

この試合をもって遂に今年のリーグ戦も折り返し、だというのにチームの骨格はまるで見えず。というよりは、昨年まで持っていた骨格をずたずたにしたうえ、そのまま放置されているような状態。堅守、速攻、サイド攻撃のいずれも見る影無し。いつもならば苛々させられるレッズ側の「東京、東京、くそったれ」のコールも、「ああ、ほんとにそうだよね」と納得されられるばかり。
思い返せば、開始5分の失点で早くも勝負は決まったようなものだった。ウイングバックの裏のスペースを突かれた際の対応が、センターバックがアタックしてボランチがフォローするのか、ボランチがアタックしてセンターバックはあくまでも中を固めるのか、という基本的な約束事すらない。挙句、インサイドに絞りすぎているディフェンダーの大外を使われて失点という、今シーズンが始まってからうんざりするほど見てきた流れ。それが一度ならばまだ救いはあるものの、その後も何度か同じようなパターンからピンチを迎えていた。監督は失点の後に気持ちが沈んでしまったことが原因、と言っていたようだけど、それ以前の問題。もう我慢も限界。替えて、あの監督。


あまりの惨状に呆れて、試合終了前に席を立ったんだけど、そういえば試合の途中で帰るだなんて、東京の試合だけじゃなくて、サッカー観戦すべてをひっくるめてもいままで経験がないや。それでも来週は千葉まで観戦に出かけるんだろうな。物好きにも程がある。