Standing in the shadows of MOTOWN

rum2004-08-12

映画「永遠のモータウン」のサントラ。この映画は、すでにいろんな人があちこちで書いてるようだけど、本当に素晴らしい映画でした。正直、ドキュメンタリー映画にはよくあることなんだけど、様々な関係者の証言をもとに進められるドキュメンタリー部分は退屈な部分もある。しかし、それを補って余りあるくらい、合間に挟まれるライブの映像/音楽が良すぎた。そのため、帰り道で普段は買わない映画のサントラまで購入してしまったというわけ。モータウンの名曲の数々をThe Funk Brothersの演奏で、当時とは別のシンガーが歌う構成。全曲が名曲といってもいいのだけど、そのなかでも、Joan Osborneの歌う、「What Becomes Of The Brokenhearted」が特に秀逸。更に言うと、『I walk in shadows searching for light』と歌われるあたりは、華やかなモータウンの成功の陰に隠れていた人達の映画なだけに、ぐっとくるものがありました。
ちなみに、今月の雑誌invitationに、この映画についての山下達郎とKC松尾の対談が載ってました。山下達郎が言うには、当時日本ではR&Bやソウルはヤンキーの音楽だったんですって!軽くショックです。