Joe Strummer & The Mescaleros / STREETCORE 試聴A 試聴B

rum2004-11-14

昨年リリースされた、exクラッシュのジョー・ストラマーの遺作。最近は「London Calling」のリマスター盤が出たり、クラッシュのドキュメンタリーが映画になったりと、再評価が進んでる模様なので便乗して紹介。クラッシュとか、ジョー・ストラマーなんてとうの昔に終わった人でしょなんて発言をする人もいるけど、このアルバムを聴いたら言えないはず。年を取って、いい意味で力が抜けて、ふくよかで優しい音楽を奏でています。相変わらずロックとレゲエのクロスオーバ−で、そして本気すぎてみっともない。Bob Marleyの「Redemption Song」のカバーも収録。試聴のリンクが貼ってある先では輸入盤だけど、国内版はスペシャルズの「A Message To You, Rudy」や、ラモーンズの「Blitzkreig Bop」のカバーも収録してるのでオススメです。
せっかくなのでジョー・ストラマーの思い出をひとつ。僕は昔からクラッシュが大好きで、ジョー・ストラマーなんかは崇拝の対象と言ってもいいくらいの存在だったんですが、そういう人に面と向かって会ったりするとどうなるか。何年か前のフジロックで、ばったり遭遇したことがあるんですけど、そのとき、人は驚くと本当に腰が抜けるんだと知りました。それだけ。彼はいい笑顔でしたよ。