Gruff Rhys / Yr Atal Genhedlaeth 試聴

rum2005-02-20

以前、人と世界一のロックバンドはどれだろう?という話をしたときに思い当たったのがSuper Furry Animals(以下SFA)でした。理由は、曲がポップで歌詞は深く、クラブミュージックもしっかりと理解し、音が良く、なおかつ凛とした感じがあるから、という全方位に向いたもの。いまでもこの発想はあながち間違ってもいないとは思ってます。
さて、このアルバムはそのSFAのヴォーカリスト兼ギタリスト、グリフ・リースの初のソロアルバム。12月にリリースされていたのをようやく聴きました。全編にわたってウェールズ語で歌われているので、内容を理解することはできませんが、なかなかの佳作です。かつてバンド本体であるSFAも、「mwng」という全編ウェールズ語のアルバムをリリースしたことがあるのですが*1、その時にも通じるリラックスした仕上がり。全11曲29分という短さもリラックスタイムに聴くには程よく、冬の終わりの愛聴盤になりそうです。


追記:関係ないけど、左利きのギタリストって格好良くないですか?僕はすごく好きです。ステージに立った時のあの微妙な違和感(あれ?一人だけ抱えてる楽器の向きが違うよ?ってやつ)が。

*1:それ以外のアルバムはほぼ英語。時々ウェールズ語が混じる