LCD Soundsystem / S.T. 試聴

rum2005-03-03

ディスコパンク、という言葉が取り沙汰されていたのはいつのことでしたっけ?いつの間にかそんな言葉も聞かなくなっちゃいましたけど。The Raptureの『House of Jearous Lovers』がヒットしている頃のことだから、もう2年ぐらい前?もっと?いずれにせよ、あれからもう何年か経っていることは間違いない。何年かの時を経て、ディスコパンクの急先鋒的レーベル、DFA主宰者のひとり、ジェームズ・マーフィーのプロジェクトLCD Soundsystemのアルバムは今年に入ってようやくリリース。当時聴いたときはそれほどなんとも思わなかった、『Losing My Edge』を今聴くと、どうしようもなく胸に来る。年をとって自分のエッジが失われていっているような気がしている男の、誰に聞かせるわけでもない恨み言。挙句自分のレコードコレクションを述べ連ねたり。みっともないことこのうえない。でもよくわかる。