FC東京vsアルビレックス新潟

rum2005-03-05

いや、天皇杯が終わって以来、これまでの3ヶ月弱は長かった。週末に何を楽しみにすればいいのかわからないんだもの。今日はそのフラストレーションを打ち破ってくれるように、素晴らしい試合を見せてくれたので大満足です。先週のプレシーズンマッチを、川崎側から見ているような試合でした。ラインはコンパクトに保て、プレスは常に数的優位を保った状態で実行できるし、大量得点を期待しているわけではなかったのに終わってみれば4-0と、非の付けどころが無いような試合。セクシーフットボールと呼べるような攻撃がうまく決まっていた。年に何回もこんな試合を見れるわけではないだろうから、今日は貴重な1試合でした。今日のような試合を常にできるようであれば、優勝も期待できるかも。試合が終わってから、もう6時間は経つのにいまだ興奮冷めやらず。いい夜です。以下雑感。
新潟のGK野澤のミスパスから石川が持ちこんで決めた1点目の後の、「ありがと野澤」コールに笑い、前半キレキレだった(その変わり後半は消えてたけど)宮沢の長短のパスにときめき、自分を消すかわりに去年の11月にこてんぱんにやられた鈴木慎吾に何も仕事をさせない加地に惚れ惚れし、1年で日本のサッカーに慣れ、エースストライカーという肩書きも似合うようになったルーカスの2ゴールに感慨深く思っていたら、いつの間にかの90分でした。
今日のような、ポジションチェンジを繰り返しながら攻撃も守備も見事にこなす中盤は、僕が思うサッカーの理想型。このままうまくいきますように。