ジェフユナイテッド市原・千葉 vs FC東京

今日は千葉まで遠足に。思ったより近いのね、市原。初めて行った臨海競技場はそれなりに見づらいものの、想像していたよりは見づらくはなかった。照明の暗さには辟易したけど。そしてホームゴール裏の屋台は魅力的。揚げパンが旨かった。自チームのグッズを隠して相手側のゴール裏へ買いに行く、という探検気分もまた楽し。試合前の空いている時間にはこれからホームゲームでもトライしてみよう。そういえば味スタのアウェイ側ゴール裏の出店がどうなっているのかとかも知らないことだし。


で、試合。なんだか不思議と負けたような気がしない。後半44分頃のルーカスのゴールで同点に追いついたような気になっていたのかも。すぐ目の前での出来事だったのに、誰が決めたかということも、試合終了後に携帯のニュース速報で確認するまで思い出せなかったほど興奮していた。変に興奮しすぎたせいでマイナス分の感情がリセットされたんだろうか。いま記憶を辿っても、誰かの細くて長い足がしっかりとボールを捉えた、という映像しか思い出せない。
全体を通してみれば今日も内容は酷いもので、結果も当然だめだったけど良い場面もいくつかあった。どうにもならない印象しか受けなかった柏戦や大分戦に比べれば、鹿島戦の後半や大宮戦の3点目を入れるまでの時間のように、良い場面を作れるようにはなってきている。復調まではもう少しかな。あとはリスクを恐れずにプレイできるようにさえなれば。


しかし、ジェフは相変わらずいいチームですね。東京との試合じゃなかったら、ひとつひとつのプレイに賞賛の拍手を贈りたくなるような試合でした。戦術が徹底されていることはもちろん、4月に観戦した対ヴェルディ戦のときには、充分にフィットしていないような印象を受けたマリオ・ハースがいつの間にか完全に馴染んでいて、鬼神のような働きをしていた。特に2点目のシーン、ありゃなんだ?あんな完璧なクロスボールなんてそうそう見れるもんじゃない。そのクロスをしっかりと決めた巻も見るたびに良い選手になっているような気がする。あんなサッカーをいつも見せてもらっているジェフのファンは幸せですね。
そんなジェフとの対戦はナビスコの予選もあるので、今年はまだ残り3試合(来週も!)。楽しみだ。ジェフのサッカーがじゃなくて、そんな素晴らしいサッカーを展開できるジェフを、復調した東京が打ち負かすことが。