iTMS-Japan発表

待ち望んでいた黒船、iTunes Music Storeが遂に日本上陸。残念ながら全曲均一価格とはいかなかったようだけど、DRMは他国の基準と同じまま、日本でもサービスが開始されることを喜びたい。現在音楽配信メモで速報されている内容は以下の通り。

  • 楽曲は100万曲
  • どの曲もアルバム購入、シングル購入可能。アルバム曲もばらばらに買える
  • DRMは世界標準と同じ(5台のパソコンまでOK、iPod、CD-Rへ無制限コピー)
  • プリペイドカードあり
  • 日本語オーディオブックも販売(志ん生の落語とかが買える)
  • 日本語Podcastディレクトリも用意
  • デジタルボックスセット(B'zの曲は1曲55円のものも)
  • 基本は1曲150円。1曲200円のものも(楽曲のうち10%)。
  • 楽曲の予約機能ができた
  • 初期ストーンズの音源がはじめて音楽配信で販売されるようになった

楽曲の予約機能、というのは、iTMS-USAでこの春頃から始まっていた試みのことかな?コールドプレイなんかの大物のアルバムを発売日前に購入手続きを済ませておくと、アルバムをダウンロードする際にボーナストラックが付いてくる、といったサービスだったはず。
それともう一点注意が必要なのは、「CD-Rへ無制限コピー」という点。一応無制限とは記載されているけど、iTMSでのDRMでは、同一プレイリストからのCD焼き付けは7回までに制限されているはず。


しかし嬉しいですね。帰宅後に使用可能になっていれば早速何曲か購入してみて、iTMS-USAとの違いなんかをレポートしたいと思います。


(追記)というわけで、帰宅するなり食事も取らず、延々とiTMS-Japan内を探索しています。既に何曲か購入もしました。本家USA版と比較しても、1曲あたりの料金が均一ではない以外は、大きく違うところはなさそうです。ファイル形式も同じAACの128kbps。ただ、100万曲でスタート、と言っても、まだまだ曲数が足りない印象。当然入ってそうなミュージシャンが検索に引っかからなかったりする反面、意外な人のバックカタログが充実していたりと、なかなか販売している曲の傾向を掴むのに手間取る。それと、オープン初日でアクセスが集中しているせいなのか、あまり強固なサーバーを置いていないのかわからないけど、曲を落とすのに少し時間がかかる。まあ、曲数にしても、サーバーの問題にしても日を追うごとにこなれてくるでしょう。気に入った曲があれば、ワンクリックでマックを通してiPodまで。この快楽が手元に来ただけでも今日は充分。


(再追記)時間をおいてまた曲を購入してみたら、今度はダウンロードが早かった。最初にダウンロードが遅かったのは、やはりアクセスが集中していたことが原因の模様。なので、さくさくと曲を買いたい人は一般の人がよく使う時間(20-24時ぐらい?)を避けると良いかと思います。