ベガルタ仙台 vs サガン鳥栖

帰省を兼ねての仙台紀行。目的はこれまで行ったことのなかった仙台スタジアム。日本有数のスタジアム、と聞いていた評判は間違いではなかった。ピッチが近く、スタンドの傾斜が急で、収容人数が多すぎず少なすぎない、サッカーを見るにはうってつけの環境。客席もやや空きがあったとものの、ほとんどがベガルタのチームカラーの黄色(というよりは金色に近い)で埋め尽くされており、圧倒的なホームの雰囲気。素晴らしかった。これまで行ったスタジアムの中でもトップクラス。それがJ2のチームのスタジアムなんだから、日本のサッカー事情もなかなかのものだ。
しかし残念だったのは試合そのもの。ベガルタは勝利したとはいえ、内容はかなりお寒いものだった。鳥栖に得点を許さなかったのも高桑のいくつかのビッグセーブと、鳥栖の選手の判断の遅れやミスの賜物。ああいった試合を繰り返しているのであれば、都並監督の解任論がたびたび報じられるのも理解できる。ぜひともJ1に上がって欲しいチームではあるけど、このままでは厳しいだろうな。