日本 vs イラン

どちらのチームも既にワールドカップ出場を決めているためか、緊張感に欠ける、親善試合のような趣きだった。僕のような東京ファンからすれば、加地の代表初ゴールという記念すべきできごともあったけど、それ以外にはとりわけ何もない。相手もそれほど良かったわけではないのに、ラインの間延びも、攻撃の遅さも相変わらず。この監督に任せてワールドカップを迎えるには大いなる不安があるけど、いまさら替えるわけもないので、このまま行くしかないんだろう。いいかげん僕も腹を括るとするか。
試合が終わって、やっぱり退屈な試合だったな、と思っていたら、川淵会長の挨拶の後ろに映ったのは(おそらく土肥と)じゃれあう今野の笑顔。あれを見ただけでなんだか観ていて良かったような気分になった。なにもあんなタイミングであんないい顔見せなくてもねえ。