浦和レッズ vs FC東京

一ヶ月ほど中断していたリーグ戦がようやく再開なので、今日は電車を乗り継ぎ埼玉スタジアムまで。この中断の間にすっかり忘れていた。リーグ戦はつらく厳しいものなんだった。試合を観ている間ずっと、心臓が締め付けられるように痛かった。そういえばあの連敗中は、試合を観るたびに体調を崩してたっけ。だったら観なきゃいいと思いがちだけど、もう後戻りできない位置にいるような気がする。こういう心境については『ぼくのプレミアライフ』に繰り返し書いてあったな。
さて、肝心の試合について。新加入のササが開始早々にゴールを決める、という嬉しいできごとはあったものの、良かったことはそれだけ。スコアこそ1点差だけど、完全なるワンサイドゲームによる敗北。中盤がどうにもならなかった。ポジショニングがあやしかったり、前へのチェックが必要な場面でディフェンスラインに吸収されてしまっていたり、簡単にミスをして相手にボールを渡してしまったりと、お粗末そのもの。いったい一ヶ月もあった中断期間に何をやっていたんだろうか。ブーイングすらする気になれなかった。
一方の浦和はこちらの内容が酷すぎたことを差し引いても、見事な試合を展開していた。新加入選手がしっかりとフィットしていて(ポンテってすごいね、ありゃワールドクラスの選手だわ)、チームとしての連動性も確立されている。敵ながらその試合運びには舌を巻いた。あの試合ができるようなら、優勝できて当たり前のような気もする。そんな試合を自分のチーム相手にされるなんて悔しい。本当に悔しい。