FC東京 vs 清水エスパルス

やはり東京の生命線は戸田なんだな、ということを確認できた試合。最近東京の試合を観て不満に思っていた、パスは出してもらうものじゃなくて、自分の要求する場所へ出させるものなんだ、ということを一人で体現していた。積極的に裏を狙ってパスを出させたり、その動きでディフェンスを引き連れて行くことで、後方の選手の動くスペースを作り出したりするあの動きは天下一品。おまけに怪我からの復帰第一戦だというのに、自分の誕生日に、チームを勝利へ導くゴールを決めるなんて、なんて憎い奴なんだろう。
試合内容としては決して褒められたものではなかったけど、それでも本当に今日は勝てて良かった。これで後半戦初勝利。順位も15位から13位に上がって一安心。とりあえずこの時期は内容よりも結果で勝ち点を積み上げていってもらうのが最優先。7月と同じように、ひさしぶりの勝利を清水戦で飾った後はまたもやマリノス戦。ここで勝っておけばこれからが楽になるので、なんとか選手の後押しをするべく、来週は横浜に乗り込むとしよう。お参りが必要であれば、必勝祈願をしてから向かってもいいぐらいだ。