J1第1節 : vs 大分トリニータ

ようやくシーズンが始まってくれた。先週のプレシーズンマッチや、前日のJ2の試合を生で観戦しているとはいえ、やはり自分の応援しているチームの試合というのは格別。今年はどんなことが起こるんだろう、と心躍りながらスタジアムへ向かう道中ですら楽しくて仕方がない。
今日の試合は後半失速したことや、大分の内容が悪かったことなど、マイナス材料を挙げればもちろんいくらでも言うことがある。それでも、リチェーリのスピードや、ササの見事なゴール、(点に繋がるような)長いパスを今野が出せるようになっていたこと、増嶋が危なげなくプレイしていたことなどの方がより大事に思える。
先週のお披露目でも、今年目指している戦い方の片鱗は見えた。それが公式戦となるとさらにはっきりと見える。一口で言うならばストロングスタイル。オーソドックスに真っ向勝負をして、そして勝つ。選手のクオリティとチームとしての練成の両方が必要になる厳しい道ではあるけど、素質としてはどのチームにも負けないほどの選手がいる東京であれば、(さらに言えばその素質を持つ選手達が成長してくれれば)不可能でもないように思える。例年シーズンが始まる頃に同じことを言っているような気はするものの、今年も言う。今年は楽しみだ。