ナビスコカップ予選Aグループ第1節 : vs 浦和レッズ

チケットが手を尽くしても手に入らなかったため、不本意ながらテレビ観戦のナビスコ初戦。いくら代表組が不在だとしても、まだチームとして固まり切っていない今の状況で浦和を相手にするだなんて、一体何点取られるんだろう、と怯えながらも迎えたキックオフ。蓋を開けてみると意外、というか嬉しい誤算、おそらく今年一番良い試合だったんじゃなかろうか。結果こそ伴わなかったとはいえ、ボールを回しながら、3-5-2のウイングバックの裏を突くことを基本線に、相手のラインが上がればその裏を、ラインが下がれば中央からの崩しを狙ってみたりと、ようやく攻撃に幅が出始めた印象を受けた。それだけにゴールに繋がらなかったことが残念。一度成功してしまえばそれが自信になり、さらに厚みを増した攻撃ができるかもしれないのに。少しずつだけど、今シーズンへの期待が持てる試合だった。それにしても、栗澤のフリーキック、あれは枠を割ってたんじゃないか、ということが気になって仕方がない。生で見ていればキャッチされたのか、で済んでいた話だけど、こうしてたまにテレビで見ていると肝心なプレイの時に限ってリプレイしないんだもんな。