ワールドカップ日記その1

遂にやってきたワールドカップ。「地球がサッカーのためだけに廻る1ヶ月」と知人が言ってたけど、まさにそんな印象。僕は結局ドイツには行かず、寝る間を惜しんでテレビ観戦。観戦の記録を残しておく意味でも、なんとなくワールドカップ日記を付けてみようと思う。さて、今大会はどんな凄いゴールや、洗練された戦術や、驚くようなアップセットが観られることやら。ちなみに僕の開幕前の予想は、優勝イングランド(先日のジャマイカ戦を観た限りでは一抹の不安が残るけど)、得点王はクラウチ(あのダンスが見たいだけ)。今回はmixiに書いた日記の追記修正。


ドイツvsコスタリカ
得点こそ多く入ったけど、開幕戦のわりにどこか盛り上がりに欠ける試合だった。原因はきっと、コスタリカが戦術の選択を誤ったことかな。ドイツの最終ラインが揺さぶりやスピードに弱いことを狙って、しっかり守ってカウンターを仕掛けようという意図は見えていたけど、意識があまりに守備に向かいすぎていた。結果ボールを奪う位置が低くなってしまい、フィニッシュまでボールを持っていけず、あっさりとボールを奪われるというシーンが多すぎた。そして一方のドイツも内容は良くなかった。結局は個人の力量でねじ伏せたような感がある。どっちのチームもこのグループじゃなかったら勝ち上がれなそうな出来。このグループだから、ドイツは確実に勝ち抜けるとしても、コスタリカもまだまだ可能性はありそう。日本がこのグループだったら良かったのに。
ただ、フリンクスのシュートには度肝を抜かれた。ボールの軌道は違えども、98年大会でのスペインを沈めたオリセーのシュートを思い起こさせる衝撃。シュートを撃つ前にボールが流れてしまっていたのは、意図して流していたんだろうか。あのシュートが狙った軌道だとしたら恐ろしい。
あとコスタリカの監督の頭が不自然に思えて、試合中気になって仕方なかった。もう一度見て確認したい。どう見てもカツラなんだよな、あれ。


ポーランドvsエクアドル
凡戦。後半開始から15分ぐらいの間、うとうとしていてあまりよく覚えてない。ワールドカップってこんなレベルの試合だったっけ?一緒に試合を観ていた知人がクロスやロングボールの精度の甘さやトラップの大きさを指して、「J2の試合を観てるみたいだ」と言っていたことにも納得。初戦ということで固くなりすぎていたんだろうか。時折ポーランドのカウンターにハッとさせられる以外は大きな印象もなかった。