Royksopp / The Understanding (2005, Wall of Sound, 試聴)

rum2005-07-19

北欧はノルウェー産のエレクトロニカ/ブレイクビーツデュオ、ロイクソップの4年ぶりとなる2ndアルバム。前作に見られた、過剰なまでのセンチメントと、どこを切り取っても柔らかい音からなる構成はやや鳴りを潜め、今作はヴォーカルトラック多め、ニューウェーブの影響が色濃く、よりフロアを向いた内容に。以前彼らのライブを見たときに、完全にフロア向けのセットを展開していたこともあったので、そこから考えれば今作がこういった内容になることも予想できていたのかな。ただ、どうしてもあのファーストを期待してしまっていたので、若干消化不良気味。悪くないんだけどね。


これも国内盤、輸入盤ともに、出回っているものがCCCDがほとんど。CCCDを避けたい人はUS盤かUK盤(こっちは未確認だけど、本家Wall of Soundからのリリースなので大丈夫なんじゃないかな)をチョイスするといいと思います。