Steph Pockets / Flowers (2005, Handcuts, 試聴)

rum2005-07-25

ボブ・マーリーとリタ・マーリーの末娘、ステフ・ポケッツの2ndが前作から1年あまりのスパンで早くも到着。前作はヒップホップとソウルとレゲエが地続きであることを見事に表現した名盤だっただけに、やや期待しすぎた感があることは否めないけど、それでもなかなかの出来。"Could you be loved"のカバーを筆頭に、前作にはなかった開放感がアルバム全体を彩っている。


そういえば、このアルバムのライナーノーツに驚くべき事実が書いてあった。輸入盤を見かけないと思っていたら、ステフ・ポケッツのアルバムがリリースされているのは1st、2ndともに、まだ日本国内だけなのだとか。これほどのクオリティのアルバムがリリースに漕ぎ着けられない、というのはどうにもやりきれない思いになる。日本で少しでも売れれば、本国での発売も近くなるのだろうか。ということで、ちょっと聴いてみてください。上の試聴のリンク(いきなり音が出ます)から、真ん中をクリックで今作、右上をクリックで前作が試聴できます。