2005-01-01から1年間の記事一覧
大傑作"Blazing Arrow"以来3年ぶりとなるブラッカリシャスのアルバム。決して悪いアルバムじゃないんだけど、前作に比べていくらかメロウな部分が減ってしまったのかな、という印象。何度聴いても充実した作品ということはわかるものの、どこか乗り切れない…
どうやらiTMSエクスクルーシブらしい、ステフ・ポケッツとカルカヤマコトのコラボレーション。両者の持っている特性のなかでも、最も穏やかな部分が出たであろう一曲。これまでカルカヤマコトの音楽って、声にどうしても馴染めなかったけど、こうやってステ…
昨年リリースされた1stミニアルバム"BEN(→iTMSで売ってた)"を聴いて、日本にもこんな軽やかな演奏をするジャムバンドがいたのか、とショックを受けたスペシャル・アザースの2ndミニ。6月頃にリリースされていたようだけど、気付くのが遅くて聴くのが遅れた。…
テレビ観戦だったけど、ジェフvsレッズの熱戦ぶりが面白かった。前半圧倒的に攻めるレッズが、緊張のせいか固くなっているジェフから2点をもぎ取り、通算スコアが並ぶ。そのときには一方的な試合になるのかと思ったけど、同点に追いつかれたことで緊張が解け…
前作から1年半あまりと、短いスパンで届けられた、グラスゴーの4人組、フランツ・フェルディナンドの2ndアルバム。これがとにかく最高だ。前作もなかなか良かったけど、この2ndを聴いてしまうとその思いも色褪せる。ただなんとなく聴いているだけで、手を叩…
なんとも形容しがたい映画だった。ジャームッシュが織りなす11編の小品。すべての登場人物がコーヒーを飲み、ほとんどの登場人物が合間に煙草を吸い、明日もまた会うような友人と、あるいはもう二度と会うことがなさそうな相手と、どこにでもありそうな、他…
大宮戦なのに浦和で開催。東京からいくぶん近くて行きやすいのは良いものの、どこか釈然としない。大宮公園サッカー場が改修中だからといって、なにも駒場でやらなくても。逆にこうやって少し近めの場所で試合が行われたりすると、今日の僕のように試合開始…
おそらくほとんどの人がノーマークだったり、関心があってもなんとなく手を出せないであろう、EW&Fのニューアルバム。そんな人達へ今回はなかなか良いアルバムだと教えたい。かくいう僕もリリースされていることは知りつつも、聴いてみるのが怖いような気分…
内容に触れます。知りたくない人はご注意を。 新宿にて。どうも人気のある映画のようで、えらい大盛況だった。一週間のうちに映画館に二度も足を運ぶなんていったい何年ぶりか。たまにはこういうのもいいけど。 映画のプロットはシンプル。全体としては良い…
個人的に今週の大分戦と来週の大宮戦はJ1残留に向けた天王山になるな、と意気込んでスタジアムへ向かったものの、結果はいったい今シーズン何度目かわからないほどの、ため息ばかりがこぼれる試合。勝ち点1は取ったとはいえ、帰り道の足どりが重くて仕方なか…
不甲斐なかった大分戦のストレスを吹き飛ばすかのように、爆音でこのCDを聴いている。東京を愛するミュージシャンが結集した謎の覆面バンド(とは言ってもあの人ですけどね。僕も先月思いっきり実名を出した)のデビュー?シングル。"ジェニー"を思い出させる…
LIQUID ROOM SCHEDULE : NICKY SIANO ”THE LEGENDS” 情報のクリップ的なことを書くのはもう止めよう、と思っていたのだけど、どうしてもこれだけは我慢できない。まさかこんなに早く、あの魔法がかったような夜がまた味わえるだなんて。ニッキー・シアーノの…
(注意)内容に触れまくります。まだこの映画を観ていなくて内容を知りたくない人は読まない方がいいかも。 笑ったり、泣かされたりと大変だった。安っぽいセットとちゃちなCGが駆使されるのが逆に魅力に思える、力いっぱいB級な素晴らしい映画。始まってす…
ダチャンボのアルバムを聴いて盛り上がっていたところ、代々木公園でフリーライブがあるということなので行ってきた。日が落ちてから到着したのでそれほど長くは聴けなかったものの、アルバムからも感じた(良い意味での)でたらめぶりが目の前で再現されると…
しばらく前から気になる存在だったダチャンボ。これまで音源には触れたことがなかったので、この3rdのリリースを機会に聴いてみることにした。ジャケットがサイケデリックトランスなんかを思い起こさせられるけど、音楽性はそれほど限定されているような印象…
冷静に考えればまずまずの試合。しかし、ここ最近の内容から考えれば一歩も二歩も前進していたため、ようやくチーム状況も改善されてきたか、と嬉しい気持ちで観戦していた。プレスがよく効いていたし、危ない場面があってもしっかりと他の選手がカバーでき…
先日iTMSで超名曲"Spend the day without you"に再会して以来、どうしても聴き直したくなったクルーエル・グランド・オーケストラ。ファーストが見つからなかったのでとりあえずセカンドから。 しかし、あらためて聴き直してみて驚いた。蘇ったサルソウル・…
''FISHMANS presents THE LONG SEASON REVUE'' 11/22(火) 東京/SHIBUYA-AX open18:00/start19:00 前売¥4,500 (tax in) [info] ソーゴー東京 TEL : 03-3405-9999 web : http://www.sogopr.co.jp/ 11/27(日) 大阪/なんばHatch open17:30/start18:30 前売¥4,5…
9月に入って東京でも、最高気温が30度を超えない日があったり、涼しい風が吹いたりと、いつの間にか秋の訪れを感じさせるようになったなか、過ぎてしまった夏を惜しむかのようにデニス・ブラウンを聴いている。2枚組45曲入りという巨大なヴォリュームの、今…
やはり東京の生命線は戸田なんだな、ということを確認できた試合。最近東京の試合を観て不満に思っていた、パスは出してもらうものじゃなくて、自分の要求する場所へ出させるものなんだ、ということを一人で体現していた。積極的に裏を狙ってパスを出させた…
「愛がサルは考える」 文法上、明らかにおかしな言葉使いだけど、この話を読み解くにあたって、あまりにも示唆的な一言。文脈や、文法や、その他のすべてを差し置いて優先されるラブ。東京は目黒区近辺を舞台に、20人程の登場人物たちの、絡み合ったり、すれ…
またプレイリストを作ってみました。前回に引き続きロック編(と言いながらも、それ以外のジャンルの曲も混じっているのはもう仕方ない。どうしてかジャンルの統一ができない)。前回がiPodなんかに入れて屋外を歩き回ったりするときに相応しいように、踊れ…
普段推理小説というものをほとんど読まないので、たまには何か読んでみようと、友人に薦められるままに鳥飼否宇を読んでみた。「密林」と「非在」。本当は友人に薦められたのは「非在」だったのだけど、間違って「密林」を買って帰ってしまったので、2冊立て…
Beatfanaticの2ndがもう店頭に並んでた。1stアルバムを2月に聴いて、「はい、今年のペストワンはもうこれに決定!」と思っていたのに、まさかこんなに早く2ndがリリースされるなんて。しかも、またもや傑作。相変わらずのファンクやディスコ、ハウスやヒップ…
柏戦のショックを引き摺ったままテレビ観戦。イギリス国内のメディアからは低調な試合だったと酷評されてしまったようだけど、東京の惨状を目の当たりにした直後に観ると、まるで別の惑星で行われているスポーツのように見えた。全体的な試合の流れよりも、…
もう、いったいどうすればいいんだろう。せっかく柏の葉まで出かけて行ったというのに、これ以上ないぐらいの惨敗。ルーズなプレス、中途半端なポジショニング、連携の不安、サポートの不徹底と、考えようによっては悪いところが全て出たとも言えるので、こ…
UKのクラブ界では名の通った人らしい、グレッグ・ウィルソンのリエディットものを集めたコンピレーション。グルーヴ・アルマダ、ノーマン・ジェイ、トレヴァー・ジャクソンと、カバーに貼付けてある推薦文の面々を見ただけでも、この人物がいかに大物かがよ…
前作『College Dropout』がまだ記憶に新しい、カニエ・ウェストのニューアルバム。ここ最近漠然と、ヒップホップは買い控えようかなと思っていたものの、このアルバムに収録されている"Touch the sky"を試聴するなりそんな思いもどこへやら。カーティス・メ…
僕が勝手にウェールズの至宝と思っている大好きなロックバンド、スーパー・ファーリー・アニマルズの通算7枚目。暑い国で録音しよう、とスペインでレコーディングしたことが影響しているのか、どこかレイドバックした雰囲気を漂わせる作品となった。前作「Ph…
本当は土曜だということもあるし、磐田まで遠征しようと思っていたのだけど、ここ2試合の内容で意気消沈してしまい、遠征を取りやめテレビ観戦。しかしそういう時こそ世の中の巡り合わせというのは皮肉なもので、今日のように(ここ2試合と比べたら)そこそこ…