音楽
いやあ、どうしてこれを買い忘れてたんだろう、と自分を攻めたくなるほど痛快なBreakestraのアルバム。iTMSで発見したのでその場で購入してみた。 まさにタイトルの"Hit the floor"が示しているように、全編フロア対応の生ブレイクス。かつてファンカデリッ…
マッスル師匠からバンドバトンなるものをいただいたので早速トライ。せっかくだから青春の思い入れ系のバンドで。 選んだバンド Primal Scream 好きなメンバー2人 ボビー・ギレスピー アンドリュー・イネス 好きなメンバーへ一言 ボビーへ。97年11月、新宿リ…
チケットは確保したものの直前まで、もしかすると不愉快な思いをして帰ってくるんじゃなかろうか、と悩んでいたフィッシュマンズのライブ。行かずに後悔よりは行って後悔しようと、おそるおそる渋谷AXまで出かけてきた。 入場してまず驚いたことは、うんざり…
イングランド北部出身のRSLのファーストアルバム。帯には「ラテンとハウスをベースにした新感覚のサウンド」と書いてあるし、インナースリーブの短い解説には、「サンタナとルーク・バイバートが共演したようなファンキーなジャズ・ラテンミュージック」と称…
こんな話を友人から聞いたことがある。「タンバリンってさ、希望を鳴らす楽器なんだよ。しゃらしゃら、って振ってるときに希望をチャージして、すたーん、と打ち鳴らすときに希望を振りまくんだわ。」 白面の頭で考えると、どこか常軌を逸した発言だけど、そ…
グラスゴーのインディー・ロック・ユニット、アラブ・ストラップの通算6作目。これまではチープなドラムマシーンの音の上で、ぼそぼそと陰鬱な歌を歌っていたはず(そしてそれがたまらなく良かった)なのに、今作はいったいどうしたことか、全編に渡って生楽…
昨日はサッカーに勝利した後の祝宴もそこそこに、リキッドルームへ駆けつけた。3月に夢のような体験をさせてくれたニッキー・シアーノのまさかの再来日。前回があまりにも良すぎたので、今回はほどほどに楽しめればいいや、というのが正直なところだったんだ…
昨日は新木場agehaまでMUROの20周年パーティに。MUROのDJが目当てだったとは言え、それ以外にも須永辰雄、藤原ヒロシ、DJ KRUSH、MASTERKEYなどそうそうたる出演者が脇を固める超豪華仕様。到着したのが遅く、須永辰雄も藤原ヒロシも充分に聴けなかったのが…
昨日は味スタでサッカーを観た後、一路千葉は君津へ。去年は野外開催だったものの、今年はアクアマリンスタジオ、という廃ビルのような建物で開催。会場の暑さと湿気にふらふらになったり、楽しみにしていたALTZに間に合わなかったり、うっかりしていて一度…
宇多田ヒカルの新曲"Be My Last"を聴いた。三島由紀夫の"春の雪"を原作とした映画の主題歌になる、という前知識があって聴いてみたら驚いた。これは原作では触れられなかった綾倉聡子の心境そのものなんじゃないだろうか。当然映画の主題歌となるにあたって…
大傑作"Blazing Arrow"以来3年ぶりとなるブラッカリシャスのアルバム。決して悪いアルバムじゃないんだけど、前作に比べていくらかメロウな部分が減ってしまったのかな、という印象。何度聴いても充実した作品ということはわかるものの、どこか乗り切れない…
どうやらiTMSエクスクルーシブらしい、ステフ・ポケッツとカルカヤマコトのコラボレーション。両者の持っている特性のなかでも、最も穏やかな部分が出たであろう一曲。これまでカルカヤマコトの音楽って、声にどうしても馴染めなかったけど、こうやってステ…
昨年リリースされた1stミニアルバム"BEN(→iTMSで売ってた)"を聴いて、日本にもこんな軽やかな演奏をするジャムバンドがいたのか、とショックを受けたスペシャル・アザースの2ndミニ。6月頃にリリースされていたようだけど、気付くのが遅くて聴くのが遅れた。…
前作から1年半あまりと、短いスパンで届けられた、グラスゴーの4人組、フランツ・フェルディナンドの2ndアルバム。これがとにかく最高だ。前作もなかなか良かったけど、この2ndを聴いてしまうとその思いも色褪せる。ただなんとなく聴いているだけで、手を叩…
おそらくほとんどの人がノーマークだったり、関心があってもなんとなく手を出せないであろう、EW&Fのニューアルバム。そんな人達へ今回はなかなか良いアルバムだと教えたい。かくいう僕もリリースされていることは知りつつも、聴いてみるのが怖いような気分…
不甲斐なかった大分戦のストレスを吹き飛ばすかのように、爆音でこのCDを聴いている。東京を愛するミュージシャンが結集した謎の覆面バンド(とは言ってもあの人ですけどね。僕も先月思いっきり実名を出した)のデビュー?シングル。"ジェニー"を思い出させる…
LIQUID ROOM SCHEDULE : NICKY SIANO ”THE LEGENDS” 情報のクリップ的なことを書くのはもう止めよう、と思っていたのだけど、どうしてもこれだけは我慢できない。まさかこんなに早く、あの魔法がかったような夜がまた味わえるだなんて。ニッキー・シアーノの…
ダチャンボのアルバムを聴いて盛り上がっていたところ、代々木公園でフリーライブがあるということなので行ってきた。日が落ちてから到着したのでそれほど長くは聴けなかったものの、アルバムからも感じた(良い意味での)でたらめぶりが目の前で再現されると…
しばらく前から気になる存在だったダチャンボ。これまで音源には触れたことがなかったので、この3rdのリリースを機会に聴いてみることにした。ジャケットがサイケデリックトランスなんかを思い起こさせられるけど、音楽性はそれほど限定されているような印象…
先日iTMSで超名曲"Spend the day without you"に再会して以来、どうしても聴き直したくなったクルーエル・グランド・オーケストラ。ファーストが見つからなかったのでとりあえずセカンドから。 しかし、あらためて聴き直してみて驚いた。蘇ったサルソウル・…
''FISHMANS presents THE LONG SEASON REVUE'' 11/22(火) 東京/SHIBUYA-AX open18:00/start19:00 前売¥4,500 (tax in) [info] ソーゴー東京 TEL : 03-3405-9999 web : http://www.sogopr.co.jp/ 11/27(日) 大阪/なんばHatch open17:30/start18:30 前売¥4,5…
9月に入って東京でも、最高気温が30度を超えない日があったり、涼しい風が吹いたりと、いつの間にか秋の訪れを感じさせるようになったなか、過ぎてしまった夏を惜しむかのようにデニス・ブラウンを聴いている。2枚組45曲入りという巨大なヴォリュームの、今…
Beatfanaticの2ndがもう店頭に並んでた。1stアルバムを2月に聴いて、「はい、今年のペストワンはもうこれに決定!」と思っていたのに、まさかこんなに早く2ndがリリースされるなんて。しかも、またもや傑作。相変わらずのファンクやディスコ、ハウスやヒップ…
UKのクラブ界では名の通った人らしい、グレッグ・ウィルソンのリエディットものを集めたコンピレーション。グルーヴ・アルマダ、ノーマン・ジェイ、トレヴァー・ジャクソンと、カバーに貼付けてある推薦文の面々を見ただけでも、この人物がいかに大物かがよ…
前作『College Dropout』がまだ記憶に新しい、カニエ・ウェストのニューアルバム。ここ最近漠然と、ヒップホップは買い控えようかなと思っていたものの、このアルバムに収録されている"Touch the sky"を試聴するなりそんな思いもどこへやら。カーティス・メ…
僕が勝手にウェールズの至宝と思っている大好きなロックバンド、スーパー・ファーリー・アニマルズの通算7枚目。暑い国で録音しよう、とスペインでレコーディングしたことが影響しているのか、どこかレイドバックした雰囲気を漂わせる作品となった。前作「Ph…
最近クラブに行っても飲んでばかりであまり踊っていなかったので、今日は踊ってみようと、リキッドルームで開催されているパーティ、WARM UP!に行ってきた。目当ては大阪は鶴の間にて行われている、"FLOWER OF LIFE"のレジデント、ALTZのDJプレイ。他の追随…
さすがはキング・ブリットと言うべきか、とんでもないアルバムをリリースしてくれた。福音伝導師シスター・ガートルード・モーガンが69年に残した録音(ヴォーカルとタンバリンだけのレコード!)をベースに、トラックを作成し、混ぜ合わせ、実に36年の時を越…
Dirk_Digglerさんのこのエントリーに触発されて、僕もオリジナルよりも好きなカバーを並べていってみるとします。「オリジナルよりも好きなカバー」で真っ先に思いついた、Cakeの"I will survive"は既に挙げられていたので、それ以外から選んでみました。 In…
ふだんから音楽好きと思っているすべての人に質問です。自分の好きな音楽を、ジャンルを無視して簡単な言葉で説明してください。ロックやソウルやハウス、なんてものは気にせずに、よくある言葉で構わないですから。例えば僕だったら、ゆったりしていて、そ…